美容専門学校
美容専門学校では、美容関係の仕事に就くための専門知識が学べます。一般的には美容師になるための学校が多いですが、最近では、ヘアメイクだけでなく、メイクやネイル、エステなどの技術が学べる学校も増えています。
美容専門学校では、ネイリストになるための知識を学ぶコースもあります。ネイルサロンといえば、かつては特別な人が行くものという印象が強かったのですが、今やTVや雑誌で活躍する芸能人の美しいネイルアートに影響され、世間の女性たちでも気軽にネイルサロンを訪れることができるようになりました。また、ネイルケアやアート人気となった要因には、業界による資格試験が導入され、ネイリストの技術が向上したこともあるかもしれません。最近では、ヘアサロンやブライダルサロンでもネイルメニューを用意しているお店が多く、ネイリストの活躍の場はますます広がってきています。
美容専門学校では、美容科もありエステやメイクの知識を学ぶコースもあります。トータルビューティー科ともいい、どのエステティックサロンにも共通するマッサージの手技や、機器を使ったフェイシャルと全身エステ、痩身や脱毛を総合的に学び、エステティシャンに求められる基本技術を磨くことができます。卒業後は、エステ業界の就職はもちろん、医師の指示のもと皮膚科で施術を行うエステティシャンとして活躍している人もいます。
美容専門学校のなかでも最近人気が高いのは、メイクアップアーティスト養成科です。メイクアップアーティストとは、テレビや映画、雑誌、舞台、ファッションショーなどで、タレントや出演者にメイクをする人のことです。マスコミの世界のほか、化粧品やブライダル専門の会社などで活躍する人もそうです。メイクといっても、仕事の内容は、単にメイクをするだけでなく、場面や状況といったさまざまな条件に合わせて、メイクをしなければなりません。したがって、メイクに関する知識や技術にとどまらず、肌や骨格、トータル美容などの幅広い知識が求められるのです。
美容専門学校では、業界をとりまく状況は刻々と変化しており、フェイシャルエステやアロマテラピーといった癒し系サービスの導入など、個々のオリジナリティーがいっそう追求される時代になりました。さらに、日本社会の高齢化が、理容・美容のあり方にも影響を与えているようです。老人施設や個人宅を訪れてカットをするなどの出張サービスを実施する理容師・美容師もいるようです。美容師・理容師の養成施設の中には、美容師資格と介護福祉士資格の同時取得を目指す学校もあり、時代に対応した美容専門学校が求められているようです。